寒い冬でも休まずにランニングをするための5つの方法
冬のランニングというと、とにかく寒い!!というのが一番に思いつきます。
寒い状況を考えるだけでもランニングを休んでしまいたくなるのではないでしょうか。
そこで、ここではそんな寒い季節のランニングをちょっとしたコツで乗り切る5つの方法をご紹介していきます。
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ランニングを走り始める前には脚を暖房器具で暖める
よくマラソンや駅伝のスタート前に選手達がベンチコート等を着てウォーミングアップをしているのを見たことがあるのではないでしょうか。
これは、寒い時期のランニングでも同じことで、走り始める前にどれだけ身体を暖められているかというのがポイントになるのです。
そもそも、走るという行為は身体の中の熱を放出することで運動エネルギーに変えていくものなので、その最初のウォーミングアップを暖房器具に任せて走ろうということなのです。
また、起床直後の血圧や体温が安定していない状態や、身体が冷えた状態で、いきなりランニングをすると疾患や故障の原因にもなりやすいのでじっくり暖まってから走り出す方が安心です。
冬のランニング時にはライトや反射板等を身に着けてから走る
とにかく冬は寒いものということだけではなく、昼時間が短いということも大きな特徴なのです。
早朝や夕方にランニングをしている人も、冬になると太陽が出ている明るい状態で走ることができないのではないでしょうか。ちなみに、一年で一番昼時間の短い冬至の日には、東京では日の出が午前6時半以降、日の入りが午後4時半くらいになるのです。
そこで、昼時間が短い時に一番危険なのが交通事故にあう可能性が高くなるということなのです。
日の出や日の入りの時間帯に走行している、車やバイクの運転手の視界は思っているよりも非常に悪くなっているので、歩行者を発見するのが遅くなり接触事故を起こす確率も格段に跳ね上がるのです。
そういう状況から自分の身を守る方法は、とにかく目立つことに徹するのが最重要なので、明るい色のランニングウェア、反射材の付いたタスキやアームバンド、発光するライト付のアームバンドを装着することで、ここにランナーがいることをアピールするようにしましょう。
また、寒くて道路が凍結しているような日は、無理にランニングをすると転倒して怪我をする可能性もありますので、ランニングできない日は、筋トレやストレッチで体を鍛えましょう
防寒用のランニングウェアを用意して乗り切る
寒いのであれば、服を着ればいいという非常に完結でわかりやすい方法です。
最近の防寒用ランニングウェアは非常に高機能で運動をして汗をかいても熱を逃がさず、快適に蒸気だけを排出できるものも多数ありますので、ランニング用のキャップ、フェイスマスク、ウィンドブレーカー、アームウォーマー、手袋、シャツ、タイツ等を活用してランニング中に身体を冷やさないようにするのが非常に重要なのです。
また、冬は思った以上に乾燥によっても皮膚から水分が失われているので、ランニング中はもこまめに水分補給をした方が良いでしょう。
なにより計画を立てて気持ちをつくる
寒い時のランニングでなにより、一番に寒さを感じるのは外に出た瞬間です。
外に出た瞬間から寒さが襲ってくるのですが、ここさえ乗り切ってしまえばあとは簡単なものなのです。
そこで、この難関を乗り切るための方法は、とにかく今日はどれくらいの時間、走って帰ってくるのかという明確な目標と、それを達成するための気合いと根性しかないのです。
この気合いと根性を持つための方法は、よくテレビ等でも見ることがある修行僧が滝に打たれているときにしているあの方法、そうです、「声を出す!」ということなのです。
とにかく自分を奮い立たせる言葉を選んで、その言葉を大きな声で発することで気合いを入れてから外に出るようにしてみましょう。きっと、うまくいくはずです。
ランニングから帰ってきたときの自分へのご褒美を用意しておく
外に出て一度、走り出してしまえばランニング中は楽しいのではないでしょうか。
しかし、ランニングから帰ってきた時に過酷な環境下を走っていたのが、手足や顔に如実に表れているはずです。
そんな、家に帰ってきた時に自分へのご褒美を用意しておくことが楽しむためのコツになります。
暖かいお風呂や、暖かい飲み物、暖房の効いた部屋でのストレッチ等、いろいろあるはずですし、過酷な環境からのギャップがより一層のご褒美になるので、それらが帰ってきたら待っていると考えるだけでも、寒い時期でのランニング中のモチベーションアップになるのではないでしょうか。
このギャップを楽しめるようになれば、攻略してしまったも同然なので是非、いろいろな準備をして自分を歓迎してあげてください。
まとめ
寒い冬の時期のランニングはモチベーションをどれだけ持続できるかにかかっているところが多分にあるので、とにかく寒さを楽しむくらいの気持ちで続けてみることが一番の方法なのではと思いますので、是非いろいろな工夫をしながらランニングを楽しんでみてください。