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ランニングに最適なランニングシューズの選び方

 2018/11/04 ウォーキング ジョギング ランニング
この記事は約 11 分で読めます。 2,251 Views

自分にピッタリの靴選びのポイントを押さえ、快適なランニング楽しむためのシューズ選びをご紹介します。

ランニングシューズ専門店で、数えきれない靴の中から自分にぴったりの一足を選ぶのは簡単なことではありません。いい買い物をしたと満足できるのは、靴がぴったりフィットして、いつもの走りをさせてくれる一足に出会えた時だったりします。

あなたが選ぶ一足は、これから何百キロという距離を共に走るものです。陳列されている商品を片っ端から試してというわけにはいかないのも事実であり、ここでは靴を一足手に取る前に、知っておきたい選び方のノウハウをご紹介します。

靴の解剖学 基礎編

まず始めに、靴の各パーツがどんな役割を果たし、微妙な違いがあなたにどう影響するかを知っておくと靴を選ぶ際にとても役立ちます。

アッパー

ソールより上の部分の総称です。以前は、生地やメッシュをを何枚にも重ね、縫ったり貼り合わせたりして作られていましたが、最近では、編み込んだり印刷したりして、一つのパーツから出来ているアッパーが主流になり、足の各部分への優れた伸縮性やポート機能でより良い走りを可能にしてくれます。

※あなたの足の形に似た、肌ざわりのよいアッパーを探しましょう。きつく圧迫感があったり、反対に緩すぎて足を擦らないものを選んでください。

アンクル カラー

足を入れる部分の周囲のことで、かかとがズレ上がらないようにする役目をします。厚手のパットが入っているものや、形に工夫を凝らしてかかとを押さえるものなどがあります。

※かかとがブカブカで上下していないか確認しましょう。パッドとくるぶしはどのように接触していますか?靴の後ろのカーブはアキレス腱に痛みや圧迫感を与えてはいないかも確認してください。

ヒール カウンター

かかとを包み込んでサポートするための靴の後の半円部です。外側にかかとを包み込んでサポートするヒールラップがついた靴もある一方、いらない部分は取り除き、必要最低限だけを残した靴はヒールカウンターが無く、その分足がもっと自由に動くようにできています。ある実験では、ヒールカウンターは足の動きの自由を狭めるけれど、かかとを正しい位置に固定し安定した着地をサポートをしてくれることがわかっています。

※足首を動かしやすい靴をさがしましょう。

サドル

足の甲にあたる部分で、丈夫に作られていて靴ひもで脱げないようしっかりと固定します。靴のデザイナー達は、重ね合うようにしたり、紐を通す穴や靴紐のかけに方工夫を凝らし、様々な足の形に対応できる靴を作っています。

※試着してみて、サドルがどのように足にフィットし包み込んでいるかを確かめましょう。足が靴の中でしっかり固定され、踏み込みから着地まで足の甲に違和感を与えていることがないことを確認してください。

ボックス トゥ

靴ひもの最初の穴からつま先までの部分です。多くの場合、衝撃を和らげるため、生地がつま先に直接触れないよう丈夫に覆ってあり、特にトレールシューズは尖ったものも貫通させないように作られています。

※足の指が重なったり擦れあったりしないで、自然に上下左右に動かせるゆったりとした靴を選びましょう。

アウト ソール

靴底の直接地面に触れるゴムの部分です。様々なゴムやフォームから作られていて、長持ちするように工夫されていたり、柔軟性や弾力性を重視たものもあります。

※余計な体重や力をかけることなく反発性や耐久性に優れた素材の靴を選びましょう。そして足の型に合あったもので、足裏に安定感を与えるものを選んでください。

フレックス グルーヴス/トゥスプリング

指の付け根の当たりの靴底にある溝のことをグルーヴスといい、足の動きに応じて靴もしなやかな動くうにするためのものです。つま先部分には反り上げ、トウスプリングが施され、ミドルソールにくぼみをいれることで、踏み込みから着地までの足の変形に対応するようになっています。これらの微妙な位置や角度によって、靴の構造や履き心地は大きく左右され、どの程度の柔軟性の靴を選ぶかによって歩幅に大きく影響し、結果、走る速さに影響します。

※足の動きにあう柔軟性の高いくつを選びましょう。どの程度の速さで走るのかを考慮しなければいけません。

ミッド ソール

アウトソールとアッパーの間にある弾力性のある材質でできている部分です。着地の時の衝撃を和らげ、一歩一歩に大きく左右します。

※ランニングのスピードに合う厚さと素材のものを選びましょう。柔ら過ぎず、固すぎず、余分な負荷を感じさせないしっくりくるものを選んでください。

ヒール クッショニング

ミッドソールに使われていて、かかとへの負担を減らすクッションの役目をしています。様々な材質で作られたものがありますが、靴の外側に、より柔らかい素材の「クラッシュパッド」が使われているものや、着地をスムーズにするためにかかとの外側部分を丸くして作られた靴もあります。研究で、体が衝撃を和らげようと作用するのは関節を守る目的が大半を占め、よりクッションの効いている靴は、より力強い着地を可能にすることが証明されています。ですから、かかとのクッションは、体に負担のかからない心地のよい走りに大きく関係します。

※クッション性、安定感、かかとの着地の3つのバランスを考慮しましょう。そして、着地の際に、狙ったところに着地できているかと、蹴り上げに移る際の足の感覚に違和感がないかを確認してください。

フォアフット クッショニング

ミッドソールの前方にあり、踏み込みから着地のまでの間に起こる最大の衝撃を軽減するものです。また、足の構造を守る役割もします。体の構造上、足首から上だけの衝撃を和らげることに集中するため、フォアフット クッショニングが、足首より下の甲を護ってくれます。エナジーリターン効果があると言われる新しい素材やデザインは、足を保護しより効率的な走りを促進してくれるのです。

※クッションの心地良さと反発性のバランスがいいものを選びましょう。

ヒール-トゥ ドロップ

靴を履いた時、かかとの高さと指の付け根の高さに生じる差のことです。専門家たちは、この高さの違いがケガの原因につながるとは見ていませんが、差を調節することで、脚全体へ力の配分がか変わり、踏み込みから着地の一連の動きにも影響するとしています。

※踏み込みまから着地まででの履き心地と、足がもつ欠点への負担を少なくしてくれるものを選びましょう。

メディアル ポスト/デューアル デンシティ/ヴァルス エッジ/ガイド レール/シュー ジオメトリ

これらは、過度の衝撃から足を守るための技術や機能の名称で、特に地面を蹴る際に足が内側に向いて衝撃を和らげようとするプロネーションのかかりすぎや、内股になることを防ぐためのものとして用いられています。科学者たちは、多くの人はプロネーションを治すことは必要ないと言う一方、足の動きを制御したり安定させる機能を持つ靴は、ランナーの好み走りを維持する手助けとなるとしています。

※自然で心地の良い走りをさせてくれる靴を探しましょう。矯正するためのものではなく、安定した走りサポートをしてくれるものをお勧めします。

ソックライナー

靴の底に敷く、衝撃を吸収するための、中敷きです。土踏まずをサポートして、最初に履いたときの履き心地の印象へ大きく影響します。

※走った時の履き心地を確かめましょう。足の必要に応じたサポートとクッション機能を果たすのですから、柔らかければいいとは限りません。

靴を選ぶ際によくある間違いを避けるために

ランニング用品専門店の店員は、靴選びの際に同じ過ちをいているランナーを何度となく見ています。次はあなたにはならないよう、有名店のオーナーやマネージャーが教えるアドバイスをご紹介します。

見た目で決める

ランナーの中には、見た目ばかりを気にしている方がいますが、私たちはお客様にそうさせないようにします。かっこいいからという理由だけで購入した方の多くは、数か月後に店へ戻ってきて、『この靴で足が痛くなった』と言います。購入の際は、考え、履き心地を感じ、フィットするか確かめてから決めことが必要であって、見た目重視ではありません。

きつい靴を買う

きつい靴は、靴擦れやツメの変色などの原因になります。特に女性はサイズに自意識過剰になり、きつい靴を履くのに慣れてしまっています。私たちは『足でピアノを弾くように』と例えるように、前足に少し余裕のある靴がフィットする靴です。1cmちょっとの余裕があり、でもブカブカ感のない靴が理想です。

一日の中で間違った時間に買い物に行く

多くの方が、朝来て購入していかれますが、翌日には戻ってきて、『夕方の5時にはいたら小さ過ぎた』とおっしゃいます。午前
中から足はむくみ始め、4時ごろまで続きます。その足が一番むくんでいる時間である、夕方に買いに行くのがいいのです。

自分のサイズを決めつける

サイズはどれも同じと勘違いしている方がいて、ナイキもニューバランスもサイズ8といえば同じと思い込んでいる方がいます。でも、足の形や、アッパーの形、靴の縫い方が違うので、サイズも変わってきます。靴を選ぶ時は毎回、足を測るように、そして必ず試着してから購入しましょう。

ポイント

  • ランニング専門店で、プロに自分の走り方を見てもらい、必要なサポートをしてくれる靴を一緒に探してくれるところへ行って買うのが最適です。
  • 自分のサイズをわかっているにしても、毎回測ってから購入しましょう。足は時間とともに変わりますし、また靴のモデルによってサイズは異なります。
  • 買い物に出かける際は、今まで使っていた靴、靴下、中敷きを持っていきましょう。そうすれば、より現実に近い判断が出来、最適な靴を見つけることができます。
  • 500から800㎞走ったら、靴を新しくする時です。トレーニング記録に、購入した時期を書いておきましょう。

おススメのシューズ

どんな靴がいいのかを理解したところで、次は実際に靴選びです。毎年何百種類もの靴を調査し評価されている中で、クッションが良く効いている靴をお探しの方から、羽のように軽い靴をお求めの方まで、これよりご紹介する靴から、理想の一足を探
してくみてださい。

ベストランニングシューズ

・Reebok Floatride Run Fast (リーボック フロート ライド ラン ファスト)
今年最速の走りを約束してくれるリーボックです。

・Brooks Ghost 11 (ブルックス ゴースト11)
間違いなく、怖いほどにいいです。

・Salomon Ultra Pro (サロモン ウルトラ プロ)
トレールでの長時間の走りを超快適にしてくれます。

・Saucony Ride ISO (サッカニー ライド ISO)
マラソントレーニングで役立つ、安心価格の一足。

・Nike Zoom Pegasus Turbo (ナイキ ズーム ペガサス ターボ)
ナイキの役立つトレーニングシューズです。

クッション性に最も優れた靴

・New Balance Fresh Foam 1080v8 (ニューバランス フレッシュ フォーム 1080v8)

クッション性を追求した一足です。

・Saucony Triumph ISO 4 (サッカニー トライアンフ ISO 4)
最優秀ミッドソールです。

・361 Degrees 361-Sensation 3 (361 ディグリーズ 361 サティスファクション 3)
柔らかなのにこの安定感です。

・Mizuno Wave Horizon 2 (ミズノ ウェーブ ホライズン 2)
良いトコどりの一足です。

・Brooks Transcend 5 (ブルックス トランセンド 5)
素晴らしい反発力です。

軽量シューズ

・Reebok Floatride Run Fast (リーボック フロート ライド ラン ファスト)
とてつもなく軽いです。

・New Balance Fresh Foam Beacon (ニューバランス フレッシュ フォーム ベーコン)
軽さの割にしっかりしたクッションで長距離対応です。

・Topo Athletic Runventure 2 (トポ アスレチック ランべンチャー 2)
裸足で地面を触れているような新体験です。

・Skechers GOrun 6 (スケッチャーズ ゴー ラン 6)
速さと長距離の両方にを選ぶならこの靴です。

・Altra Solstice (アルトラ ソルスティス)
このスピード感、無駄のない走りにこの履きやすさです。

安定感ある靴

・361 Sensation 3 (361 センセーション 3)
長距離専用シューズです。

・Altra Paradigm 4.0 (アルトラ パラダイム 4.0)
安定感と反発力が一体になった靴です。

・Saucony Guide ISO (サッカニー ガイド ISO)
少しのコントロールで安定感を生み出します。

・Newton Motion VII (ニュートンモーションⅦ)
フィットして華やかです。

・Saucony Omni ISO (サッカニー オムニ ISO)
高い反発力が特徴です。

 

以上、目的に合った靴を選んで、楽しいランニングをしてもらうための、おススメの一足をご紹介しました。

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