ランニングを始めるのに最適な方法とは

経験はともあれ、ランナーである方でしたら、「どうして走るの？」とか「どう始めていいの？」などと聞かれたことはありませんか？走る理由は人それぞれにせよ、始める方法については答えが限られます。ここでは、運動神経の良し悪しに関わらず誰にでも始められるよう、ランニングを始める前に知っておきたい8つの事を順を追ってご紹介します。

まずはウォーキングから始めるときに知っておきたいこと

ウォーキングからランニングへと変えること自体はシンプルで難しいことではありません。足を地面から離し、もう片方の足で着地する、このことの繰り返しです。でも、体へは思っているよりもかなりの負担がかかかるようになるのです。なので、休息をとって体にかかった負担を楽にしてあげることが大切です。

ここで提案させていただくのが、ランナーになるまでの道のりの中で取り入れていただきたい方法である、ランニングとウォーキングを交互にするトレーニングです。このランウォーキングトレーニング方法は、心身の健康を損ねることなく、また活発さをキープしながら、無理なくにランナーとなれるようサポートしていくトレーニング方法です。

自分に合った靴選びとは

ランニングとウォーキングの決定的な違いは、足が地面から完全に離れて着地をするかそうではないかということ。着地の際のカギとなるのは、足と地面の間にあるプロテクション、そう「靴」です。正しい靴選びは、とても重要です。指紋とまではいかないにしろ、足の特徴は人によりそれぞれ。一番のお勧めは、近くのランニング用品専門店に行って、お店の方と相談しながら、自分にあった靴選びをすることです。

ランニングウェアの選び方は

ランニングに相応しい服装とはどんな服装でしょう？ランニングを始めるのは、一般的に春から秋にかけてで、外に出て走るのが大半です。すでにお持ちの服を着て始められるでしょうが、風通しの良い、少し余裕のある動きやすい恰好が望ましいランニングの服装です。
風通しの良い服は、体の熱を逃がして、より快適なランニングにつながります。多くの方が、肌を見せるのを嫌がりますが、ショーツや半そで、タンクトップが最適な恰好になります。それでも、衣類にこだわる方は、こちらのランニング服の選び方ガイドを参考にしてみてください。

ランニングのスケジュールを完遂するためには

ランニングをする計画も完璧。いざ実行！でもどのくらいの時間走ればいいのでしょうか。30～45分の時間を週に3回実行したとしたらどうでしょうか。積み重なれば、相当な成果になることは確実です。

トレーニングを始めるにあたり大切なのは、ランニングのための時間を確保することです。カレンダーに書いておく、スマホに入れておく、などの工夫をして日程の中に組み込んでしまいましょう。通院予約のように、行かなくてはいけないようにするのです。日課になってしまえば、あとは流れに身を任せるのみ。自然とランニングしたいと思うようになります。周りの人も、あなたのランニングスケジュールを把握し、考慮してくれるようにまでなるでしょう。

もしトレーニングの時間に呼び出されることがあれば、一緒にランニングに誘ってしまうのも１つの方法かもしれません！

自分自身の環境に合わせたランニング

天候や地形を考慮し、走る環境を把握しましょう。例えば、丘の上に住んでいるとしたら、前もって歩いて往復してみたり、他に平らな道はないかを探してみたりしてください。走りに直接影響あることなので、天気や走るコースを知っておくことは重要です。
普通、一日のうちで朝１０時から午後３時が一番暖かい時間帯。すなわち、寒い日には、この間が走るに最適な時間ということです。反対に、熱い日はこの時間帯は避けたいものです。早朝や夜遅く、特になにもしていないということが多いのが朝や夜ですから、都合がいいのではないでしょうか。

ランニングする前後の栄養摂取は

今はまだ、ランニング初心者ということで、この段階でのランニング前後の栄養摂取については、食べ過ぎていない限り気にすることはありません。何でもいいので、走る１、２時間前にお腹に入れ、ランニング後は水分補給をしっかりすることです。朝一で何も食べずにランニングに出られる方が多いと思いますが、食欲があるのでしたら、バナナやパン一枚をお水と一緒に食べれば十分です。

ランニングをする時の最適なペースは

走るにしても、歩くにしても「ゆっくりと」を心がけましょう。これまで、トレーニングの時間についてお伝えしましが、距離やペースのことには触れていませんでした。走るペースは、次の通りです。

1. 走っている間、ずっとおしゃべりできるくらいのペースで
2. 速足でもほぼ同時にゴールできるほどのペースで

もしこの両方に当てはまらなければ、早すぎです。もし、ランニングとウォーキングを交互にしていて、ウォーキング部分で早歩きをしていては、体への負担を軽減してあげられるはずはなく、逆に負担を与え続けることになり、結果としてトレーニングを難しいものにしています。最初はゆっくりと。そうすれば、怪我をすることも無く進歩していけるはずです。

怪我をしないようにするためには、走らない日を大切にすることが一番重要です。新しく始める時のランニングやウォーキング運動は、確実に足の負担になりますから、休養をとるようにし、もし、エクササイズをするのであれば、あまり足を使わない運動を心がけるようにしましょう。